先日タローからメールがきました.
珍しく写真つき.

今,プロムの季節なのですね.
イブニングドレスで着飾った上級生の女の子達に
タローはスウェット姿でにこやかに囲まれています.

来年も彼はまだシニアではありませんが
シニアの女の子から誘われれば
プロムに参加できるのだとか.

誘われるかどうかわからないけれど
いざというとき恥かかないように
ダンスの練習しておいてほしい親心.

しかしこのような楽しい学校生活も
ビザがあってのことですよ・・・

そこでビザ申請却下,1回目のお話.
まあ1回目は却下というより差し戻しというか.

あれは帰国して間もない5月のこと.
9月の入学に向けてペンシルバニア州のボーディングスクール
でサマープログラムに参加させることになりました.

6月末からの一ヶ月だけですが,
その前にビザを取った方が良いということで
書類をそろえて申請したわけです.

当時大使館のホームページには
「16才未満の子供は面接がいらない」とありました.

しかし相手はアメリカ・・・もう一度確認が必要だと考え
直接電話もして確認しました.
この電話は有料で,先にクレジットカードで支払えば
話が出きる,というものです.

電話口の担当者も,16才未満なら面接はいらず書類だけでいい,
と言いました.

2週間後くらいに大使館から封筒が届いたので
嬉々として開けると
パスポートにビザが無く,愕然としました.

書類に不備はありません.
ただ「面接が必要」という項目にチェックしてある紙が一枚
入っていました.そこには何の説明もありません.

まだ14才なのになぜ?
何か問題でもあったのかしらと不安になりました.

なぜ今更,急に面接が必要だというのか,わけがわからず
とりあえずまた大使館のホームページを見ると.

「6月から14才以下の子供も面接が必要になった」
と書いてあるではありませんか!

いきなりルールを変えるなんて!と驚きました.
だって電話口にでた担当者でさえ知らなかったくらいですからね.

それに確かに返却された日は既に6月でしたが
申請したのは5月中旬.
ちょっとひどいんじゃない?と思いました.

まあ,ビザなしでもサマースクールは行けるというので
気を取り直してそのままタローをアメリカに送り出し,
7月末に帰ってから再度申請することにしました.

まだこの時は,ちょっと運が悪かっただけ,
ちょうどルール変更の時期に重なっちゃっただけ,
と軽く受け止めていました.(この辺がバカなのですが)

申請費と書類をそろえる労力は無駄になったけれども,と.

さっそくまた大使館のホームページを開け
面接の予約をしました.
これがビッシリで,1カ月先になってしまうんです.
皆さん,早めに予約してくださいね.

なんとか7月末の面接を予約し,
2回目の申請に向けて準備を始めました.

しかしなぜこの時点で専門家に相談しなかったのでしょうね.
痛恨の極みです.
おかげで私の本格的な「胃痛の夏」が始まったわけですから.

2回目の申請,そして初めての大使館面接と
不快な思い出についてはまたそのうち.

一旦(比較的)楽しいインタビューツアーに戻ります.