面接する学校を決定した時点では
タローの英語力はまだまだ.

確かに会話は意外とできるようになっていましたが
TOEFLの結果は毎回惨憺たるものでした.

これではどこかに合格しても
授業についていけないのでは?と不安がつのりました.

夫,家庭教師,タロー本人で話し合った結果,
タローは当時8年生だったけれど
必要なら来年また8年生をやってもいいのではないか,
親元から離れた場所であまり無理をさせるのも心配だし
ということになりました.

つまりもしボーディングスクールの担当者が
「今の段階でタローには無理」と判断したら,
ジュニアボーディングスクールにとりあえず行って
翌年また挑戦しよう,ということになったわけです.

そこで何校か資料を取り寄せ調べた結果
石角先生も著書でふれている「フェイ・スクール」
を受けることに決めました.

ボストン郊外の有名校です.
しかし小学校から9年生までなので,
生徒達は10年生から他の高校へ行きます.
やはり有名ボーディングスクールが主な進学先で,
タローの受けた学校にも毎年何人か入学しています.

でもこれは最悪の事態を想定して滑り止めを用意しただけで
翌年秋に普通に高校生になってくれないと
親にとってものすごーく都合が悪いのです.

8~12年生だと
合計5年間ボーディングスクールにいる事になるわけで
その分学費の負担も増えます.
そもそも一般的にジュニアボーディングスクールは
9年生からの(4年制の)ボーディングスクールより費用が高いのです.

さて次回はフェイスクールでの面接についてお伝えいたします.